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D-Dragonさんの公開日記

2011年
12月17日
23:40
 えー、まず言い訳から。

 昨日は、3D軍帽を完成させていたんです。テクスチャマッピング思ったより簡単だハハ~ン♪ とか、いい気になって、これ終わらせてから1枚練習しようと思っていたのです。で、最初は上手く行きました。ちょっとリアルめのテクスチャなんかも作っちゃって「テクスチャなんか2Dだから簡単だな!」とか言ってたら、……帽子の上部に入るライン。赤いライン1本ですよ。そのラインが鬼門で、何度描いても変になる、アレ? これ、テクスチャ展開して描いてたんじゃ無理じゃないか? ……とやっと気付いたのが夜の1時でして。『直接3D画面上でテクスチャを(簡単なのでいいから)描けるソフト』が必要だと判明しました。


 で、フリーソフトで探した結果、3本が見つかりました。
「Blender」→操作が難しすぎる
「Pixexix」→使い安くて良さそう、だが商用不可なので配布素材にはできない。
「Sculptris」→本来は、粘土をコネコネする感覚で3DCGを作るソフト。それにペインティングする機能もある。

 そういう訳で、「Sculptris」を試してみた後で、ダメなら「Pixexix」のシェア版を購入しようと考えました。1900円ですし。

 この「Sculptris」というソフト、操作が非常に簡単です。英語ですが、そもそも説明書の必要がない位基本操作が簡単で、チュートリアル画像も沢山あって、バカでも(例:私)1度見れば大体判(った気にな)りました。日本語版のページ・マニュアルもあるし。

■Sculptris日本語版DL・マニュアルページ
http://oakcorp.net/zbrush/sculptris/index.php

 非常に操作は簡単なソフトで、画面上に粘土の塊が置いてあり、それをこねてつまんで伸ばしたり、押して凹ませたり、粘土を盛ったり。小学校の図工の時間に粘土で土鈴作ったのを思い出しました。左右対称ボタンがONになっていれば、片方いじるともう片側も作れるので、本物の粘土よりもむしろ簡単です。

 …という訳で、なんか先ずは弄ってみはじめたところ、本当ーに粘土感覚で思ったとおりに形が動くので、つい夢中になって、気がついたら、なんか、こんなのができていました…。⇒小さい画像1枚目

 なにやらえらく寸詰まったメタボなドラゴン……じゃなくて、私です。白い爬虫類のD-Dragonです。…なんか、小学校の図工でも、結局コレを作った気がします。丸っこいからそんなに変形の必要もない。小学校の時よりは、リアルに出来たと思います。


 というか。絶対おかしいよ、このソフト。チュートリアルビデオとか、「プロが作ったらそりゃ、そんなクリーチャーもカンタンにできるだろうさ」とか思って見てたけど、なんか気付いたらこんなの出来てたよ。最初の粘土の中に埋まってたに違いない。初見で、マニュアル読まず、3D造形素人の人がいじっても、コレくらいは作れます。…いや、本当なのでやってみて下さい。

 で、ペイントモードもやってみました。紙粘土にスプレーで色を塗っていく感覚そのまんまです。彫刻とかはやったことないのですが、プラモデル位ならちょっと。で、プラモデルに色付けるのと本当に同じです。凹凸のある部分だけ影の色を付けたい場合とかは、ボタン1個で「凹凸部分以外マスク」機能があるから、プラモよりよっぽど楽かも…。テクスチャも塗れるし。
 そしてふと、材質も塗れるというコトに気付き、ガラス材質を翼と爪に塗ってみました。⇒大きい画像、他2枚

 ……おかしい。コレもきっと、粘土の中に埋まってたに違いない。それで、窯で焼くと釉がガラス質になるのだ。

 このソフト、わりと凹凸がつきやすいので、リアルめのものの方が合っていると思います。なので、今までの筋肉練習を元に、ちょっとリアルめに筋肉なんかも盛ってみました。足回りと翼を支えるアバラ回りの筋肉とか。 D-Dragonの翼は『水晶質の透明な皮膜』という設定なので、初めてリアルカラーで再現できました。


 で、ところでコレ、どうすんの?


 ……使い道がなかったOTZ 折角なのでプロフ画像にでもします。
皆さんも是非やってみて下さい。本当にコレ、凄いから!

 で、当初の目的だった軍帽の3Dペイントはまだ、できてません……。